「料理の基本は手洗いから」と徹底されているのはなぜ?
さまざまな調理場で「料理の基本は手洗いから」と言われていますよね。
すごく徹底されており、厳しく指導されることもあるでしょう。
特に、料理初心者が忘れてしまいため、注意したいポイントの一つ。
食べる側の方に健康被害が出てしまう可能性もありますからね。
日常生活の中でも手洗いをすることが多いですが、なぜ重要なのか分からない方もいるでしょう。
ここでは、手洗いについて見ていきますので、参考にしてみてください。
想像以上に汚れている
汚れが付着している場合、ほとんどの方が手洗いしなければいけないと判断できるでしょう。
しかし、目には見えない汚れだと大丈夫と思ってしまいがちです。
実は、皮膚全体が細菌に汚染されていますので、目には見えないことの方が多いです。
要するに想像以上汚れているということ。
手洗いをしなくても大丈夫という考えは捨てなければいけません。
調理場で働いている場合は、特に心掛ける必要があるのではないでしょうか。
洗うタイミングは調理前だけではない
料理の基本は手洗いからと聞くと、最初に洗えばいいと思ってしまうでしょう。
確かに料理前の手洗いはしなければいけません。
しかし、それ以外にも手洗いをするタイミングがあります。
肉類、魚類、野菜類と食材の種類もさまざまです。
調理する食材の種類が変わる際、手に付着している菌により、悪影響を及ぼす可能性も。
調理する食材の種類が変わるときは、必ず手洗いをするようにしましょう。
また、トイレに行ったときなども同様です。
洗浄剤は殺菌剤入りを使おう
料理前や料理中の手洗いは洗浄が基本ですが、殺菌が必要になるケースもあります。
通常の洗浄剤を使うだけだと、汚れを落とせても菌が残ったままという状態になることも。
これでは、健康被害が出てしまうリスクもあります。
殺菌剤入りの洗浄剤を使い、洗浄と殺菌の両立をすることが大切です。
しかし、殺菌力が高すぎるのも良くありませんので、その辺りのバランスをしっかり取ることも忘れないようにしましょう。