パン製造技能士の資格
パン製造技能士の資格
パン製造技能士とはパンの製造に関係する技能を認定する国家資格です。
実施するのは都道府県職業能力開発協会です。
技能検定試験は学科と実技からなります。
実技は山形食パン(イギリスパン)の製造を粉選びから全行程を行います。
パン製造技能士は厚生労働省が認定する国家資格です。
資格は3種類あり(1)特級(2)1級(3)2級です。
2級パン製造技能士を受験するには2年以上の実務が必要です。
1級パン製造技能士を受験するには7年以上の実務が必要になります。
特級パン製造技能士を受験するには1級に合格したあと5年以上の実務経験が求められます。
1級・2級のパン製造技能士は実際に食パンを作ります。
特級のパン製造技能士は管理者としての実務能力が審査されます。
パン製造技能士が活動している場所は?
大部分は街中にあるベーカリーショップ・パン屋さんに勤務しています。
パン職人としてパンの製造をしています。
パン職人の仕事は朝が早いです。
午前中の開店時間に間に合わさなければなりませんから午前3時から4時からパンを作り始めます。
店舗によってはパンの製造のみならず清掃・会計・接客までこなします。
既存商品の改良や新商品の開発もパン製造技能士が携わります。
パン製造技能士の収入の相場は?
パン屋さんの平均年収は38歳で300万円程度になります。
一般的なサラリーマンよりも水準は低く、非正規雇用の場合も多いです。
契約社員やアルバイトの雇用形態になる場合が多いです。
パン製造技能士に向いている人は?
まずはパンが好きな人です。
パン屋さんの仕事は長時間ですし多忙です。
その割には高収入ではありません。
それでも働けるのはパンが好きというモチベーションが大きいです。
仕事も立ち仕事ですし、力仕事もありますから体力も必要です。