公衆衛生学
公衆衛生学とは?
公衆衛生学は、地域社会が連携して疾病を予防して、地域住民の毛公を維持して高めるための技術と科学と言えるものです。
ですが個人の健康や病気の予防に特化したものではなく、あくまでも地域に根差した多くの住民のための予防学という見方をすることができます。
公衆衛生学は、1つの分野に限らず多くの分野で構成されており、典型的なものでは疫学・生物統計学・医療制度があります。
代表的なものでは生活習慣病や、伝染病、公害対策、上下水道などがあり、食品衛生なども含めると、社会保障の基本的な部分を担うとも考えることができます。
話題になったものでは笑いを増やすことで晴れやかな気持ちになり、健康効果があるということが挙げられます。
昔から笑う門には福来るといいますが、笑いヨガを実施した場合、参加者のうちメタボのリスクのある人には改善が見られ、免疫力のアップも見られることがわかっています。
笑うことは身近でなおかつ、日常で少なくなっていることでもあります。
それをヨガを通して増やすことで健康効果が広がるといったことを研究するのも、公衆衛生学の1つといえます。
公衆衛生学は面白いことが多い
公衆衛生学は、地域ごとの違い・取り組み方の問題が見えるといったことから、研究者にとっては面白い分野として認識されることが多いです。
例えば同じ流行り病があったとしても、地域によっては取り組み方が違ったり、考え方、とらえ方が異なることがあります。
都心なら医療設備が整う中での対応なのでしょうが、地方では医療設備に頼らない対応もあることが考えられます。
そういった対応の違いは、公衆衛生学においてとても有意義なことが多くあり、流行りの病気に限らず、民間療法などとの関わりなども出てきます。
その地域独特の治療方法を見出すという意味、基本的な治療方法にプラスして、特産品の健康効果に期待するといった観点から考えても、地域の生活に密着した治療方法の研究は面白みがあるといえます。