調理師免許は更新が必要?
調理師免許は更新が必要なの?
調理師専門学校を卒業した人や調理師試験に合格した人は、申請をすることによって調理師免許が交付されます。
ここで、ある1つの疑問が湧いてきます。
(調理師)免許という名称が付いているなら、自動車免許のように有効期限があるのでしょうか。
実は調理師免許を一度取得すれば、更新する必要がないのです。
そして有効期限もないので、一生「調理師」という名称を名乗ることができるのです(=名称独占資格)。
調理師免許の更新手続きをする場合
このように一度調理師免許を取得すれば更新する必要はないのですが、所定の事情が生じた場合に限り更新の手続きをしなければいけません。
では、所定の事情とはどういう場合なのでしょうか。
例えば「引越しによる住所変更/住民票を移す/結婚による姓名変更」が挙げられます。
というのも調理師免許を交付するのは、各都道府県の自治体が行っているからです。
そのため、上記に明記したような場合は更新手続きが必要になるのです。
○調理師免許の書き換え更新に必要なもの
「調理師免許の原本+調理師免許名簿訂正申請書+調理師免許証書書換交付申請書+本籍地や氏名の変更がわかるような戸籍謄本」
では、調理師免許を紛失してしまった場合はどうなるのでしょうか。
当然のことですが、調理師免許を紛失したままにしてはいけません。
ただちに「調理師免許再交付申請」をする必要があります。
頭の片隅に留めておこう
調理師免許を取得してしまうと、上記に明記した場合に更新手続きをつい忘れがちになってしまいます。
せっかく取得した調理師免許が、台無しになってしまうことも考えられます。
どちらにしても調理師免許を更新する事例について、頭の片隅でいいので覚えておく必要があると思います。
調理師免許を使わなくても、失効することはありません。