調理師養成施設とは
調理師養成施設とは、調理師を養成する施設のことです。
ここでは、調理師養成施設とは何かについてまとめてみましょう。
調理師になるためにはどうすればよいの?
調理師になるためには、調理師免許を取得する必要があります。
この調理師免許は、実務経験を積んでから試験に合格する方法と、調理師学校を卒業して取得する方法の2種類があるんです。
調理師を学べる調理養成施設は主に専門学校と大学、短大に分けられます。
調理を専門的に集中して学びたいという人は、専門学校がおすすめ。
逆に一般教養も勉強しつつ、調理技術を身につけたいという人であれば、大学や短大の方がよいでしょう。
調理師養成施設とは?
調理師養成施設とは、調理師を養成する施設であり、調理師法に基づき厚生労働大臣が指定します。
調理師方施行規則第5条に規定されており、調理師養成施設に指定されている施設には、1年制、2年制の専門学校、短期大学、4年制大学、高等学校、職業能力開発短期大学校があります。
日本で最初に家庭料理を教えた料理学校は、明治15年に開校した「赤堀割烹教場」です。
調理師免許を取得するためには、調理養成施設(調理師学校)に入学して、1年以上の勉強をして卒業する必要があります。
調理師養成施設は全国にたくさんありあり、それぞれの学校によって学費は異なりますが、入学金、授業料、実習費用などを合わせて 1年間に200万円程度はかかるといわれています。
働きながら調理師専門学校に通いたいという人のために、夜間の学校もあります。
夜間では昼間の学校に比べると、学費は若干安く、年間100~150万円程度が相場です。
調理師養成施設に1年以上通えば、調理師免許の試験を受けなくても、調理師免許がもらえるので、この方法が調理師になるためには一番確実で簡単な方法といえるでしょう。
調理師養成施設では、調理師免許のほかにも、食育インストラクター、食品技術管理専門士、調理師養成施設助手、製菓衛生師、ふぐ調理師免許などを取得できる学校もありますよ。